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最近読んだ本「ビジネスにうまい文章はいらない」
最近読んだ本「ビジネスにうまい文章はいらない」
岡島利夫
私がそもそも和光学園の「素敵な日本語を学ぶ科」の入学を希望したのは、かすかな期待として「美しい日本語」を学べるのではなかろうかと勘違いしたことによる。
ですから授業の初日に講師である元NHKアナウンサーの風見雅章先生に、私は「美しい日本語」を学びたくて入学したが、先生にとって「素敵な日本語」と「美しい日本語」とは同義語か?とダイレクトに質問した。すると先生は、講師としては「素敵な」との言葉を使っていない。授業では「上手なコミュニケーションの取り方」を中心とした講義になるとの説明であった。この「素敵な・・・」は学校事務局側がつけたクラス名であることが判明した。
前置きが長くなったが、この「自己啓発クラブ」において、自己の活動や思うところを文章で表現しなくてはならない以上、「何を」、「どうして」、「誰に対し」だけは外さないように訴えていきたいと考えていたところ、最近、下記の本と出合った。全250ページの図書であるので、ほんのつまみ食い程度の紹介に留まるが、今回とりあげた図書は次のとおり。
・図書名「ビジネスにうまい文章はいらない、書き方のマインドを変える新文章術55」
・著者:上阪徹(1966年兵庫県生まれ、早稲田大学商学部卒、ワールド・リクルート・グループを経て、1994年からフリーランス)
・発行:大和書房
・内容
①まず「読んでもらえない」と考えるべし、相手は自分にとって不要な文章を読む義務はない。
②そこで読んでもらえるような工夫が必要であり、見やすく、読みやすくすることから入るべし。
③小説家やエッセイストなど、文筆家と一般人の書く文章は違って当たり前、大事なのは内容、中身。
④人々が実用的な文章に求めるのは、わかりやすさであり、理解のしやすさ。誰も美しい文章など求めていない。それこそ格調高い文章でメールを送られたら困惑してしまうだろう。
⑤読者ターゲットを絞り込み、読者が魅力を感じる情報をピックアップすべし。⑥意識しておかなくてはならいことは、読み手にとってのベネフィットは何な
のかを常に考えるべし。
⑦間違ってもやっていけないのは、なんとなく漠然とターゲットを考えないで発信してしまうこと。 以上